インターネット航空雑誌 ヒコーキジャーナル第248号
この機体は霞ヶ浦駐屯地への最終飛行を終えた後の写真があるのですが、フィルム写真のようで掲載に時間がかかるのでやめておきます。
2機が置かれている場所は廃棄物らしき物も置いてあり、このL-19もTH-55Jと同じように陸上自衛隊へ返還となってしまうでしょう。
教官にL-19について聞いてみると、「これから主翼を装着することはもう無いだろう」とのことは聞いたが、まもなく返還するとは言っていなかったのが救いだが、もしかしたらTH-55Jの引き取りのための調査に来た陸上自衛隊員がL-19も調査したかもわからず、既にかまもなく両機種共に日本航空学園能登空港キャンパスを後にしているかもわかりません。
来年日本航空学園能登空港キャンパス航空祭に行かれる方は、両機種がどうなっているかリポートをよろしくお願いします。
りっくんランドに両機種を並べていただきたいし、他にも明野駐屯地や八尾駐屯地、所沢航空発祥記念館なども引き取りを考えてほしいな。
他の駐屯地や施設でもTH-55JやL-19を展示したければ今がチャンスですよ。
この機体も後席を撮影しており、スロットルがあるのが確実にわかり、L-19E-1型でも前後席共に操縦できることがわかりました。
11210号機の後部座席の計器盤を撮影していたのですが、11210号機はL-19のE-1型で国産の前席のみ操縦できる型だと思っていたのだが、後席にも必要最小限ではあるが計器盤がありもしかしたらE-1型にも操縦装置があるのではないかと思い、7年前の写真を調べてみると・・・
後席にも操縦桿はありました。 ということは、E-1型でも必要最小限の計器しかなくスロットル等無いのかもしれないがある程度の操縦は可能ということですね。
L-19の機内を見たのはここの2機だけでわからないが、E-2型は前後席共に通常の計器盤があるのでしょう。
A型は見たことがないのだが、どうなっているのだろう?
世界の傑作機のL-19版ってあるのかな? たぶんないでしょうね。
文林堂さん! L-19版やL-5・L-16・L-21・T-34・KAL-1・KAL-2・LM-1・LM-2・TL-1・LR-1版なども発売してくださ~い!。
2011年10月9日撮影写真
L-19E-1(11210) 退役時第6飛行隊(神町駐屯地)所属機
L-19を発見!
型式不明6気筒エンジン
ゼネラルエレクトリックCT-58エンジン(KV-107やS-62J・HSS-2搭載エンジン)や、ライカミングT-53-11Aエンジン(UH-1Bエンジン 富士ベル204Bエンジン)のエンジンだと思います。
そしてこの2基の間に説明板はあるのですが・・・
ありました。
ラジオコールプレート
皆さんは楽しく屋台で買い物をしておいしい物を食べていますが、取材で訪れているので仕事に徹します。
第1格納庫を出るとアグスタウエストランドAW109SP(JA6935)が飛んでいました。 こんな写真を誰も撮らないと思いますが、私はこんなに遠くで飛び去った後でも資料的に撮影しておきます。
緑色の物が装着されているパネルは、F-104の酸素系統実習器材です。
奥にカバーを掛けられた物が2基あり、学生さんによると奥の一つはF-104の射出座席実習器材だと聞いてので教官に見させていただきたいとお願いしたのだが、管理担当が違うとのことで断られました。
高木雄一氏は私が撮影していた時は機体の近くにおらず、ヒコーキジャーナル取材班のインタビューは実現しませんでした(笑)。
日本での曲技飛行は多くの方々の支援により成り立ったもので、203人の支援者の方々から4675000円が集まり、10月6日・7日に計4回の曲技飛行が行なわれたと思われます。
日本航空学園卒業生の高木雄一氏所有のアメリカで飛んでいる機体で、この航空祭で曲技飛行をするためにわざわざ日本に持ってきたとのこと。
今年の5月11日に八尾空港で撮影していました。
〇 クロスランドおやべ
今回の航空祭のメイン行事を見ずに引き揚げるのは私くらいでしょう。
例年であれば自衛隊機の飛行やヘリコプター遊覧もありますので、日本航空学園能登空港キャンパス航空祭に行ったことがない方は一度行かれてはどうでしょうか?
来年もピッツの飛行があるかどうかわかりませんが、YS-11の機内にも入れるし、1日楽しく過ごせると思いますよ。
2機が密着して駐機しているので、超広角レンズを駆使して決死の撮影です(笑)。 皆さんほめてくださいね。
航空情報や鉄道の雑誌も売っており、商品は充実していました。 航空ファンやJWingsは売り切れたのかな?
ヒコーキジャーナルも見てね ♥
展示物がありませんでした。 隣の実習室にいた担当が違う教官に聞いて調べていただいたのですが、今回は展示はなく、屋外で展示しているYS-11で見ていただきたいとのことでした。
YS-11(JA8717)主翼&水平尾翼前縁(リーディングエッジ)の説明板であり、たぶん実物が学校にあるのだろう。
YS-11方向舵カットセクションもJA8717号機の物と思われ、JA8717号機の部品が他にもあるのかもしれません。
JA8717号機は2006年11月にフィリピンにフェリーされ部品取り機となり解体されたと思われるとのネット情報があり、JA8717号機の部品が日本にあるということを、私としては嬉しいことです。
JA8717号機は日本航空で唯一使用された機体であり、日本国籍機のYS-11で唯一国際線を運航した機体だと思われます。
私は次回日本航空学園能登空港キャンパス航空祭にいつ行くことができるかわかりませんが、来年の航空祭には展示してくださいね。
ウィキペディアによるとFJR-710-600Sエンジンは6基しか製作されていないとのことで、貴重なエンジンです。
これは旅客機形態の風洞実験用機体と思われ、ホンダはいつの日か旅客機を開発するかもわかりませんね。
ライカミングT-53-11Aエンジン(UH-1B・富士ベル204Bエンジン)
この実習器材で間違いないでしょう。 なぜ覆いを掛けて見られないようにするようになったのだろう? F-104の整備員を養成するために使った実習器材で貴重な物なので、見えるようにして展示をしていただきたいな。
飛行展示を行う機体が格納庫から出されてきました。
〇 日本航空学園能登空港キャンパス航空祭2018 No.3
一度しか撮影する機会がありませんでした。 たぶん小松基地に運ばれたと思うのだが、今年の小松航空祭に行かれた方で、スクラップ置き場にF-104Jのスクラップ片があるのを撮影した方はいませんか?
スクラップ片でも46-8607号機の生涯の姿を記録として残す貴重な資料となります。 写真がありましたら提供お願いします。
2011年10月8日撮影写真
2011年11月9日撮影写真 変化はありません。
ここも7年ぶり2回目の訪問です。
KV-107ⅡA-4(51818)
日本航空学園能登空港キャンパス航空祭からの帰りに、富山県小矢部市にあるクロスランドおやべに寄ってきました。
次の場所へ行くために駐車場にトボトボ歩いていると、遠くでピッツS-2S(N8061J)が曲技飛行をしていました。
一応、L-19E-2型はどうなのかと北宇都宮駐屯地の11366号機の写真を調べてみると、確かに取付け部はありました。
ほぼ毎年見ている11366号機ですが、今まで知らなかったことはマニアとしては失格ですね。 皆様はわかっていましたか?
A型はどうなのだろう? 全機貸与でアメリカやタイに渡ってしまって日本に残っていないだろうからわかりませ~ん。
アンテナ取付部なのでしょうから、現役時代は水平尾翼から上下にアンテナが伸びていたのでしょうね。 今回初めて知りました。
日本全国を周ってUH-1BやUH-1Hを撮影していますが、ほとんどの機体は取付部はあってもアンテナは折れたのか外したのかわからないが無く、愛知県の豊川駐屯地のUH-1B(41557)には上部だけであるがアンテナが残っています。
11209・11210号機共にあったのですが、水平尾翼前縁部にUH-1BやUH-1Hの初期型にあったアンテナの取付け部らしい物がありました。
ラジオコールプレート
機内にあった説明板
2011年10月9日撮影写真
2011年10月9日撮影写真
11209号機は11210号機以上に撮影は難しかったです。
L-19E-1(11209) 退役時第10飛行隊(明野駐屯地)所属機
ラジオコールプレート
7年前は2機並んでメイン展示場で展示されていたのに、今年の航空祭では人目に付かない場所にひっそりと置かれていました。
共に主翼とプロペラが外されています。
航空祭会場から遠く離れた場所に2機並んで置かれていました。
ダンス部に入ればここで踊れそうですね。 私も会社の宴会の余興でKARAのジャンピンを踊ったことがあり、ここで踊ってみたいな(笑)。
ところで、そろそろ日本航空学園能登空港キャンパス航空祭のリポートを終えるのですが、日本航空学園能登空港キャンパスの実習機で、まだリポートされていない機体を思いだしませんか?
わかる方は相当な退役機マニアです。
このような建物とステージがありました。
ビリヤード台もありました。 おしゃれ~ JALやANAやエアバスヘリコプタージャパンにも無いと思われ、ZOZOTOWNやマイクロソフトジャパンにはありそうですね(笑)。
女子学生用にファッション雑誌もありました。
中にコンビニがありました。
格納庫やエプロン・実習室の撮影を終え、校内を周ってみました。 これは宿舎棟かな?
型式不明のコンチネンタル6気筒エンジン
これはドローンの展示飛行の模様です。
大量にあるジェットエンジン
ウルトラライトプレーンエンジン(右のエンジンはカワサキ空冷2サイクル2気筒エンジンで、左はROTAX水冷2サイクル2気筒エンジンです。)
2サイクルで水冷のエンジンがあるのですね。
今回、日本航空学園能登空港キャンパス航空祭に7年ぶりに行ったのだが、学校教材に覆いを掛けて見られなくしている姿をよく見ました。 なぜだろう?
次は右にある何かで、下にある説明板にJ-47-GE-17アフターバーナーカットとあり、これもアルバムソフトで検索してみると・・・
そこでアルバムソフトで2011年10月9日撮影の写真の中からアリソンJ33-A-35を検索してみると・・・、出てきました。
まずは左にある何かで、右下に説明板があり、アリソンJ33-A-35とあります。
覆いが掛けられた何かが2基ありました。
説明板
FJR-710-600S(飛鳥エンジン)
説明板
手前にあるのは主翼でしょう。
風洞実験用機体(本田技術研究所風洞実験施設寄贈)
日本航空学園式NK-96型(JX0057 ウルトラライトプレーン)
もう1枚も近くにありました。 この主翼は学生の卒業研究に使われており、もうJA3407号機に装着されることはないのかもわかりません。
主翼は外されており・・・
2011年11月9日に撮影した同機。
以前は退役機展示場(ゲートガード)で展示していたセスナ150H(JA3407)が置かれていました。
ここは装備品実習室で・・・
これは旋盤でしょうか?
エンジンが上を向いており、何でしょう?
何に使うかわからないYS-11の金属製模型がありました。
海上保安庁は航空機や艦船の模型を展示していました。
自衛隊石川地方協力本部と海上保安庁のブースがありました。
ところで、この写真は新千歳空港展望デッキに来ていた日本航空学園千歳キャンパスの学生ですが、実習服が違いますね。 キャンパスごとか、あるいは高校生と専門学生で違うのかもわかりません。
ここは基本実習室だと思うが、工具や基本実習に使う金属板などを展示していました。
ダイビング体験なども行っていました。
おもしろ航空実験教室・・・
CA制服・整備士作業着試着体験や・・・
実習室ではフライトシミュレーター体験や・・・
型式が不明なので紹介はやめておきます。
他に多くのエンジンが置かれていますが・・・
コンチネンタルO-470-13Aエンジン LM-1のエンジン
真ん中に写っているエンジンです。
コンチネンタルO-300エンジン(セスナ170や172のエンジン) 裏側で本体が写っていないですね。
プラット&ホイットニーR-1340エンジン(T-6エンジン 通称:ワスプエンジン)
各実習室での取材です。
東京ヘリポートで撮影した同機。
格納庫内では見学者の方が基本実習を体験する準備をしていました。 物を作る体験は貴重ですよ。
フォルクスワーゲンのエンジンと聞いたことがあるが、ウィキペディアにはそんなことは書いていませんでした。
フォルクスワーゲンは4気筒空冷エンジンなの?
ロータックス912S(シャイベSF25Cの既に使用時間オーバーとなり使用不能となったエンジン)
2011年の写真を見ていくと、KV-107用のCT58エンジン試運転台の車両を撮影していましたが、今回の取材では見ることができませんでした。 処分されてしまったかな?
もうう一つのカバーで覆われた物は何だろう? 2011年の写真を調べてみたがわかりませんでした。 形状が機首部のような感じがするが、わかる方は教えてください。
そこで、帰宅後2011年に撮影した写真を調べてみるとあり、たぶんこの機材でしょう。
左下にある銘板だけでも撮影したかったが撮影しない条件でカバーをめくり銘板だけ見させてもらうと、確かにF-104の射出座席実習器材でした。
2015年の岩国航空祭では、海上自衛隊機の横になぜか駐機していました。
この機体は2017年の神戸空港空の日イベントで展示していたし・・・
パイパーPA-46-350P(JA123T) 熊本空港を定置場にしていると思われる。
第1格納庫に入ってみると、パイパー機が1機駐機していました。
某国では日本人パイロットというだけで曲技飛行は拒否されるだろうし、この塗装は旭日旗塗装だと抗議が来るでしょうね。
高木雄一氏はアメリカで飛行教官や整備士もしており、曲技飛行のインストラクターもしているとのこと。
ピッツS-2S(N8061J)
内装も高級感タップリで、古いセスナ機とは雲泥の差があります。
グラスコックピットのシステムは今はやりのガーミンG1000です。
小型セスナ機とは思われない計器盤。
日本では航空測量や航空撮影によく使われている機体です。
セスナ172より大型の機体で、パイロットを含めて6人乗れます。
セスナT206H(JA774J)
セスナ機は小型機と言えども、モーターグライダーのように2人での牽引は厳しいです。
2015年8月26日、山梨校見学時に撮影したJA2436号機。
機体の説明をしていた学生によると、普段はシャイベSF25C(JA2435)が能登空港キャンパスで運航していて僚機のJA2436は山梨キャンパスで運航しているが、今だけJA2436が能登空港キャンパスで運航しているとのこと。
シャイベSF25C(JA2436)
軽い機体なので、2人で軽々牽引できます。
前号に引き続き、日本航空学園能登空港キャンパス航空祭2018の模様をリポートしていきます。
これで今号は終わりますが、日本航空学園能登空港キャンパス航空祭前日に福井空港・粟津公園・石川県立航空プラザに行っていますが、10月は毎週取材活動をしていて他の取材先のリポートもしなければならないので、たぶんこれらのリポートは流れることになるでしょう。
あしからずご了承ください。
なお、遠征前に福井工業大学に取材の連絡を入れたところ、既にF-104J(46-8607)は撤去されたとの返事をいただいています。
2011年10月9日撮影写真