福岡県展示機巡りNO.3
T-4(06-5633) 第13飛行教育団
機体左側下の外板に貼ってあった銘板?
ENSEMBLE No 21 10.000
No DE FABRI M.1205
DATE FABRI 10/74
と書かれています 最後は74年10月製造ということかな?
ヒコーキジャーナル第12号は11月16日に見て回った福岡県内の展示機を紹介します。
最初に行った春日基地は、基地内の展示機も撮影したかったので見学申請の電話を入れたのですが、一人での見学はだめだということでした。
一人で行動している私にとってはつらい一言で、基地内の展示機の撮影をするためには基地祭に行くしかなく、私のような遠距離の場所に住む者が、撮影媒体の少ない春日基地祭のためだけに高い旅費と少ない休暇を利用して行くと、他の基地祭への遠征に影響がでると思われるので、今後も春日基地の展示機撮影はできないでしょうね〜。
板付地区の公開をしていただいて春日基地祭と同じ日にしてもらえれば、休暇をとって借金してでも行くのですがね〜。
それでは基地外から撮影できる春日基地のF-1から紹介します。
以上です。
2004年7月24日松島基地で撮影の松島救難隊所属時の12-3017号機
こうやって見てみると、芦屋基地の機体は松島基地からの転属機が多いですね。
U-125A(12-3017) 芦屋救難隊
2006年8月27日松島基地で撮影の第21飛行隊所属時の36-5703号機
T-4(36-5703) 第13飛行教育団
T-4(16-5671) 第13飛行教育団 私の資料では2006年ころまでは第304飛行隊所属
T-4(36-5812) 第13飛行教育団 T-4の最終号機
変なおっさんが飛行機の写真を撮らせてくれと聞いて不審と思われたでしょうが、奥さんに丁寧に案内していただき、貴重な写真を撮ることができました。
通常はスクラップされたであろう退役飛行機が、民間の施設に展示されていることは退役飛行機マニアとしては有難く思います。
これからもこういう方が増えていただくといいのですがね〜。
この後近くにある叔父の家に行ってから祖母の墓参りした後、帰りのフェリーまで時間があったので芦屋基地の撮影に行ってきましたので、撮った写真の中から少々紹介します。
右水平尾翼に補修した跡がありました。
全国の展示機撮影に行くと、よく蒸気機関車と消防車が一緒に展示されています。
貝塚公園にも蒸気機関車が展示されていました。
機関車:10過熱テンダ機関車9600(49627号)
客車:ナハネフ22(あさかぜ・はやぶさ・かいもんとして活躍)
以上鉄道マニア向けでした。
次は中間市の明願寺幼稚園のT-34A(51-0384)です。
浄土宗の明願寺に併設された幼稚園の屋上にT-34Aが置かれており、案内していただいた園長先生(副住職)の奥さんによると、幼稚園児に将来どういう職業につきたいかを聞いたところ、男の子の一番人気がパイロットだったそうなので、その時の園長先生(現在の住職)が自衛隊と交渉し展示してもらったとのことでした。
航空史探検博物館に書かれているように、卒園アルバム用にT-34Aをバックに毎年写真を撮っており、館内には昔からの写真を大きく伸ばして展示していて、展示初期の銀色塗装のT-34Aの写真を見ることができ、写っている子供たちは今35歳くらいになっていると言っていました。
昭和53年3月にこの建物が建築されて、その頃から展示されていて、年に一度は自衛隊の方が点検に来るそうで、塗装や補修もするそうです。
これからも明願寺幼稚園のシンボルとして展示していただいて、老朽化撤去となったときには、次の飛行機を自衛隊に要請して展示していただければ有難いと思いました。
貝塚公園は、福岡空港への着陸コースの下にあるらしく、このような写真も撮れます。
中国南方航空MD-90(B-2267)
わかりにくいですが、塗装にうっすらと「ピア」と見えるので、1997年頃のヨカトピア塗装を落とさず、上から白の塗料を塗ったようです。
この付近にいたずら書きがありますので、上に登る人がいるということでしょう。
ピトー管?が折れていました。
職員によると、この施設は5〜6年後に閉鎖する予定であり、その後新しい施設を作るのかどうか現在では未定であり、閉鎖まではヘリコプターを置いておく予定だが、閉鎖後はどうなるのかわからないとのことでした。
次は貝塚公園のDH-114Bヘロン(JA6159)です。
銘板を撮影しましたが、劣化した風防越しのためはっきりわかりませんでした。
2007年の時点と変わりなし
次は元西日本空輸の川崎ベル47G3B-KH4です。
見学に行こうとしたのですが出入り口の鍵が閉められており、職員によるとドアは閉鎖していて見学を中止しているとのことでした。
機体が老朽化して見学中止となったのかと聞いてみると、屋外のタイルが落ちてきて危険なために中止となったとのことです。 補修予定はなく、これからも見学はできないとのことでした。
昭和46年開館で来年40周年だそうです。
後部座席の左後部に貼ってあったJA9136と刻印されたプレート
計器盤にあったJA9136と大きく書くかれたラジオコールプレート
このように各部の名称を表示しています。
機体に90-8234と書かれています。
ヒコーキ雲にある航空史探検博物館の2005年に撮影した写真と比べてみても変わりはないようです。、
UH-60J(58-4581) 芦屋救難隊
これで福岡撮影旅行について報告を終わります。
アクセスカウンターが5000を越え、見ていただいている皆様とヒコーキ雲のおかげだと思っています。
次は新田原基地と那覇基地の航空祭に行く予定ですので、これからも暇つぶしでいいので、ヒコーキジャーナルを見ていただくようお願いします。
月刊航空雑誌JWing1月号の68ページに、UC-90「くにかぜU」(9102)のスクラップ写真が掲載されていますが、退役して放置されているとの情報を得て8月27日に撮影に行って撮影しているので、スクラップ前の写真を1枚だけおまけとして報告します。
8月27日は兵庫県と徳島県内の何ヶ所かを回っていますので、後日報告する予定です。
2009年8月23日松島基地で撮影の第21飛行隊所属時の06-5633号機
2000年の時点と変わりはなし。
チェルボメカ(説明板にはツルボメカと書かれている)アルツーストVBエンジン
説明板に、福岡市民防災センターで展示しているJA9136に搭載していたエンジンと書かれていました。
展示しているJA9136号機にエンジンは搭載されているので、エンジン交換のため外されたエンジンということでしょう。
ヘリコプターのエンジンはどれくらいで交換するのでしょうかね〜? 自家用車なら廃車までエンジン交換することは少ないですが、空を飛ぶものなので運用制限時間というのがきっちり決まっているのでしょうね。
バケットの銘板
消火用バケット
次は福岡市立少年科学文化会館です。
機首にNO2214と書かれており、JA9136は製造番号2214番なので問題なし。
SA316B(JA9136) 愛称:あかとんぼ
航空史探検博物館にある2007年の時点と変わりはないようです。
しかし、わかりにくいですが右脚収納部の赤色の部材に240と書かれています。
この部分を展示のために交換することは少ないと思いますので、00-8240号機の可能性があります。
次は福岡市民防災センターのSA316Bです。
F-1(90-8234) このように公道横に展示しています。
春日基地内に入ったことがないので、この付近が常設展示場になっていて近くにF-104JやF-86Fが置かれているのかどうかはわかりません。